2018年08月29日

アクセス解析ツール「Googleアナリティクス」初心者の方が知っておくべきこと

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ホームページを運営していくうえで、アクセスデータの解析はとても重要です。
どれだけのユーザーが来ているのか、どれだけの時間滞在しているのかなど、自社で運営している方は特に気になるのではないでしょうか。そんな時に便利なツールが、『Googleアナリティクス』です。

そこで今回は、Googleアナリティクスについてと、解析をするうえで覚えておくべき用語を説明していきます。

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Googleアナリティクスって一体何?

Googleアナリティクスとは、Googleが提供している無料のアクセス解析ツールです。
アクセス数をリアルタイムに把握したり、アクセスデータを期間ごとやデバイスごとで比較することができるため、課題を抽出してホームページ運営に活かすことができます。

自分でブログをお持ちの方や、メディアを運用している方にとっては必須のツールとも言えるでしょう。

解析をするうえで覚えておくべき用語

アナリティクスの意味を理解できたとしても、解析する時にでてくる用語の意味がわからなければ解析はできません。

今回は、主に必要となる用語を下記の5つに絞って説明していきます。

  • ・セッション数
  • ・ユーザー数
  • ・ページビュー数
  • ・直帰率
  • ・離脱率

では、ひとつずつ説明していきます。

①セッション数

「セッション数」とは、ホームページへの訪問数のことです。ホームページに入ってそのホームページから出るまでを1セッションと数えます。

【例】
  • ①AさんとBさんがホームページにきました。この場合のセッション数は「2」です。
  • ②AさんとBさんがホームページにきました。その次の日にAさんが2回ホームページにきました。この場合のセッション数は「4」です。

■平均セッション時間

「平均セッション時間」は、ユーザーによるセッション(ホームページに入ってから出るまで)の平均時間のことを指します。

■新規セッション率

期間内にホームページに初めて訪れたユーザーの、全体のセッションに対する割合のことを指します。
アナリティクスでは、計測期間以前に訪問履歴のあるユーザーは新規セッションとは判断されません。計測した期間以前に訪れているユーザーは、その後は何度訪れても、計測期間内では最初の訪問でもリピーターということになります。

②ユーザー数

「ユーザー数」とは、ホームページにアクセスしている人のことを指します。

ユーザーは、デバイス(PCやスマホ)の中にある「ブラウザ単位」でカウントされます。
同じ人が、PCとスマホの両方から同じサイトへアクセスした場合、ユーザーは別々としてカウントされます。ブラウザ単位ですので、PCの中で複数のブラウザから同じサイトへアクセスしたら、それぞれ別のユーザーとなります。

【例】
  • ①AさんとBさんがホームページにきました。この場合のユーザー数は「2」です。
  • ②Aさんは「Chrome」から、Bさんは「IE」からホームページにきました。その次の日にAさんが「IE」からホームページにきました。この場合のユーザー数は「3」です。

③ページビュー数

「ページビュー数」とは、ホームページへ訪れたユーザーが開いたページの数のことを指します。トップページ→サービス内容→料金表と移動した場合は、ページビュー数が3回となります。
画像が重いなどの理由でページを再読み込みした場合は、2回のカウントになります。

アナリティクスでは、ページ別での細かなデータも確認できます。ページ別でのデータでは、ページごとのセッション数や滞在時間などもわかり、各ページの改善に役立ちます。

④直帰率

「直帰率」は、初めてホームページ内のページに訪問した後に、ホームページ内の他のページに行くことなくホームページから出た(離脱した)セッションの割合のことを指します。

「直帰率」は必ずしも高いから悪いとは限りません。ユーザーが知りたい内容が書いてあるページを訪れて、満足して直帰される場合もあります。しかし、それは数値を見るだけでは判断しにくいです。どのページの直帰率が高いのかを確認し、そのページの内容を見直すことが必要になります。

⑤離脱率

「離脱率」は、個々のページのすべてのページビューで、そのページがセッションの最後のページになった割合を示します。

「離脱率」も必ずしも高いから悪いとは限りません。最終的にお問い合わせに繋げたい場合、お問い合わせのページの離脱率が高く、なおかつ実際にお問い合わせがきている場合は良いですね。ユーザーがホームページに訪れてから、離脱するまでの行動がわかる「行動フロー」のデータと一緒に確認すると有効に使えます。

まとめ

今回はGoogleアナリティクスについての説明と、解析をするうえで覚えておくべき用語についてお話させていただきました。

アクセス解析をすることで、今後どのようにホームページを運営していけばいいかの目標が立てやすくなります。
実際にどれだけのユーザーがきてどれくらい読まれているのかが数値で見れるので、改善点も自然と浮かび上がってくることでしょう。
ツールを沢山利用し、より良いホームページにしていきましょう!

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