2020年01月07日

介護サービスでホームページが必要な理由|事例紹介

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介護の現場は猫の手を借りたいほど日々忙しく、ホームページを更新する暇がないのでホームページは必要ないと思われている方が多くいらっしゃいます。

平成18年4月からスタートした「介護サービス情報の公表制度」により、利用者がインターネット上で事業所や施設を比較検討できるよう、事業者には情報開示が義務付けられました。
情報開示先として、各都道府県が運営するポータルサービスなどを情報開示先として利用されている事業者の方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

数多く事業所がある中、ポータルサイトに開示されている情報を見ただけで、利用者は本当にサービスの比較検討ができるでしょうか。

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介護サービス情報の公表制度

介護サービス情報の公表制度とは、インターネット上で利用者が正しく介護サービスや事業所・施設を比較検討できるよう、各都道府県が情報を開示するという趣旨のもと施行された制度です。

介護サービス事業者は、年に1度直近の介護サービス情報を各都道府県に報告しなくてはなりません。
直近の情報とは、事業所の所在地や従業員数・営業時間・サービスの内容などといった基本情報をはじめ、職員研修や苦情対応などサービスに対する具体的な取り組みなど運営情報のことです。
開示した情報をもとに、必要な場合は各都道府県より訪問調査がおこなわれます。報告された情報は、各都道府県のポータルサイトで開示されます。ここに掲載された情報は、国で一元管理されている介護サービス情報システムに紐づけられます。

利用者は、全国のどこからでもこのサイトにアクセスができるので希望する地域のサービスを検索できます。

公表制度があるおかげで利用者は安心して事業所を選ぶことができ、事業所は利用者に正しい情報を提供することができるのです。

厚生労働省|介護サービス情報公表システム

ホームページが大切な理由

介護サービス情報システムでは、事業所の概要・特色・詳細・運営状況など、細かな内容を表やグラフを使って紹介されています。
実際にページを確認してみると、すべて公平にするために同じ見た目で整然と情報が並べられています。
この情報を見ただけで利用者が「ここの施設に入りたい!」と思うでしょうか。

情報が円グラフやレーダーチャートで数値化されているので、この施設はどんなサービスに特化している施設なのかを知ることができます。
しかし、施設の外観やスタッフなどの写真が掲載されていないため、介護サービス情報システムでは施設の雰囲気を知ることは難しいです。

利用者は、自分がお世話になる(大切な家族を見てもらう)施設を、情報だけを見て選ぶでしょうか。

事業所の場所や利用料はもちろん選択材料として重要ですが、少なからず利用する側の心理として馴染めるかどうかなど「施設の雰囲気」が気になるものです。
実際に訪問して施設の雰囲気を見学することもできますが、たくさんある施設をすべて巡って見て選ぶということはなかなか難しいのではないでしょうか。

そんなとき、施設を紹介しているホームページがあったらどうでしょうか。

実際に検索してみた画面がこちらです。(施設名などは見えないよう加工しています。)
検索結果一覧に施設のホームページのあり・なしが分かるようになっています。

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検索一覧にホームページが表示されていたら、ちょっとクリックしてどんな施設かを見てみようと思いませんか?競合の多い地域なら、なおさら判断基準が「ホームページを見てから」になりますよね。
「自分(家族)に合いそう・スタッフが優しそう・施設が充実している」などの視覚から受ける印象は、数値で計測できるものではありません。
利用者はホームページに掲載されている「実際の写真や雰囲気」と「介護サービス情報システム」の数値を合わせることで、施設を訪れる前に正しい情報を得ることができるのです。

開示している情報以外に施設の雰囲気などを詳しく・正しく伝えることができるので、介護サービスの事業所がホームーページを持つことは大切なのです。

レン太君の事例

レン太君の「介護・福祉」分野の制作事例の中から、実際にホームページをうまく利用されている事例を紹介します。
事例ページのジャンルから「病院・健康」で検索もできます。

ゆうデイサービスセンター 様

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あたたかくやわらかなイメージで制作をご依頼いただきました。
実際の写真も掲載されており、イベントの様子などをホームページ上で公開されています。
施設や実際利用している方の雰囲気がしっかり伝わるということで、利用者の方やご家族だけでなく同業者からもホームページについてお問い合わせがあるそうです。

株式会社ゆうおん 様

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利用者さんもスタッフも元気で楽しい!わきあいあいとした雰囲気をしっかり伝えていらっしゃいます。
ブログをしっかり更新されているので、ホームページを見て「いつも楽しそうでいいね!」など利用者の方やそのご家族の方からも反響のお声をいただくそうです。

医療法人BTF(Breakthrough To the Future)様
【介護老人保健施設「穂」】

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2013年よりレン太君をご利用いただいており、しっかりブログを継続していらっしゃいます。ブログを楽しみにしている方が多いとのことで、書き溜めたブログを書籍化されました。
しっかりホームページを継続していらっしゃるので、実績が信頼となり施設のファンを増やされています。

レン太君のホームページサービスを2~3年ほどご利用いただいている事業所の方ほど、反響を実感されるそうです。
今回ご紹介した事業所の皆さまは、お忙しい中でもできる限り利用者の方に寄り添う情報を発信されていらっしゃいます。
事例の皆さまのように、無理のないペースでホームページを更新していきましょう。

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まとめ

介護・福祉の分野の方は、忙しくてホームページの更新をすることが難しく、ホームページは必要ないと思われている方も中にはいらっしゃると思います。
利用者の方やそのご家族の方にホームページを通じて安心や信頼を感じていただくことができます。

ホームページはスマホやタブレットなどで気軽に見ることができるため、とても身近なツールの1つです。特に介護サービスは国が管理するポータルサイトを使って全国の人にホームページをアピールすることができるので、ホームページを持っていないとすごくもったいないと思いますよ!

レン太君では、更新おまかせのサービスもございます。ご連絡いただければ忙しい事業所の方に代わりホームページを更新することができます。お気軽にご相談ください。

介護・福祉のホームページサービスについて、こちらのサイトもご覧ください。

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