2018年08月23日

時代に合わせたデザインに!ホームページをリニューアルする目的とメリット、必要なこと

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ホームページのリニューアルのヒアリングをさせていただく際に、稀にではありますが「変える内容が無いのでデザインだけ変更してほしい」といったご要望をうかがいます。 もちろん丁寧にヒアリングさせていただきご提案していくのですが、 せっかくのリニューアルの機会ですから、より良いホームページにしたいと私たちレン太君スタッフも思っています。

そこで今回は、リニューアルの際により的確なご提案をさせていただくためにも、事前に考えておいていただきたい点をご紹介したいと思います。

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リニューアルをする目的

ホームページを公開してから年月が経つと、「見た目が古く時代にあっていない」「情報が増えすぎて整理できなくなった」など、様々な問題が出てくると思います。
しかしリニューアルする際に「デザインが古くなったから」「今風にしたい」というデザイン重視の目的をゴールにしてしまうと、せっかくリニューアルしたのにユーザーに伝えるべき情報は変わらず、以前のままになってしまいます。

当たり前のことですが、ユーザーはどんな会社だろう?お店だろう?と情報を得るためにホームページにやってきます。 ユーザーに何を伝えたいのか、どんなことを知ってもらいたいのか、目的をはっきりさせることがとても重要です。

リニューアルのメリット

そもそもリニューアルの必要性を感じても、メリットが分からない...という方も多いと思います。折角の機会だから慎重に検討したいと思い、考えている間になかなか踏み出せない方もいらっしゃるはずです。
そこで、リニューアルをするメリットをまとめてみました。
メリットを知ることにより、意欲的にリニューアルができると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

情報の整理整頓ができる

ホームページも年数が経つごとに情報や画像が増えていき、分類する場所もページも情報が溢れて複雑になってきます。 情報を継ぎ足ししていくにつれ、全体のボリュームが肥大化して、どこに何があるのかが分からない状態になってしまいます。
そのような状態のホームページは、ユーザーが目的の箇所にたどり着くまでに時間がかかり、最悪の場合では情報を見つけることが出来ずにページから離れてしまうという事にも繋がります。

リニューアルのメリットは、情報の整理整頓をすることにより最新の形に設計しなおすことができ、ユーザーが必要だと思う情報を速やかに得られるようになることです。

デザインを一新してイメージアップ

ホームページをリニューアルすることによって最も大きな変化は、サイトのデザインが大きく変わるということです。
デザインが古いホームページだと、最新の情報を載せても、ユーザーに有益なコンテンツを公開しても、ユーザーは内容を読まずにページを離れてしまう傾向にあります。
定期的なデザインの見直し・リニューアルは、ユーザーの直帰率改善に繋がるのです。

さらに、時代に合わせた洗練されたデザインはユーザーからの好感度も高くなります。デザインを一新することで、ホームページだけでなく会社・お店に対するイメージも向上させることができます。

スマホでも見やすいホームページへ

ここ数年でスマホの普及が飛躍的に進み、今では国民の半数以上がスマホユーザーであるといわれています。それに伴い、スマホからホームページを見るというユーザーも増えています。
そこで、スマホから見やすい「スマホ専用サイト」や「レスポンシブWebデザイン」を取り入れてリニューアルすることで、スマホの小さい画面でもユーザーがストレス無く閲覧できるホームページにすることができます。

最新のビジネスモデルを反映できる

ビジネスは時代と共に常に変化しており、ひとつの会社に注目してみても数年でビジネスモデルは大きく変わっていることが多くなってきています。

皆様の会社はどうでしょうか?数年前と比べるとメニューが変わっていたり、前あった商品のお勧めの仕方が少し変わっていたり、少しでも変化をしていませんか? 年数が経てばビジネスモデルも大きく変化するので、それに合わせてホームページも変更していく必要があります。

リニューアルをすることで最新のビジネスモデルをホームページに反映することができ、ホームページの情報と実際のサービスのズレを解消することができます。

リニューアルに必要なこと

ではリニューアルをするのには何が必要なのか、迷いがちになる方も多いと思います。より良いホームページになるよう、リニューアル前に準備をしましょう。

サービスへの理解を深める

まずは自社のサービスや事業内容、強みを理解しましょう。自社のサービスを理解していなければ、ユーザーにも伝えられません。

・どんな顧客が多いのか(年齢・性別など)→メインターゲットを理解する
・自社は何をしているのか→サービスや事業内容を理解する
・顧客はなぜ自社を選んでいるのか→自社の強みを知る

などといったところから、まずは自社のことを理解しましょう。

問題点の洗い出し

公開した当時は導線もしっかりしたホームページだったのに、年数が経つにつれて情報が増え、見づらくなることもよくあります。現在のホームページのそういった問題点を洗い出すことにより、ユーザーが情報を見やすい・見つけやすいホームページにリニューアルすることができます。

・ユーザーが情報を得やすい導線ができているか
・ホームページの中身(コンテンツ)に必要な情報であるか
・文章に間違いが無いか、言い回しがおかしくないか

目的の決定

明確な目的がなければ、情報をユーザーに提供できることはできませんし、効果もそれなり以下になるでしょう。下記のように目的意識を明確にしてリニューアルをすることが大切です。

・自社の情報を伝える
・商品やサービスを販売していく
・営業活動に役立てる
・優良な人材を獲得する
・自社のブランディングに使用する

写真の準備

ホームページの制作・リニューアルで欠かせないのが「写真」です。製品や接客風景、内観外観などの写真を用意してください。プロのカメラマンに依頼をするのもオススメです。 ホームページに掲載する写真はフリー素材(イメージ画像)でまかなうこともできますが、オススメはできません。

その理由は2つあります。
1つ目は、ユーザーは「あなたの」会社やお店のことを知りたくてホームページを開いているからです。
2つ目は、視覚からの情報は大きく、写真は文章よりも雄弁だからです。
どんな雰囲気のお店か、メニューは何があるのかといった情報を視覚的に伝えるためには、実際の写真を使うのがベストです。

「ここを抑えれば大丈夫!ホームページに掲載する写真を自分で撮影するときのポイント!」でも写真の撮り方をご紹介していますので、写真が無いという方はぜひ一度撮影にチャレンジしてみてください。自分が撮影した自社の商品、外観内観があることにより、リニューアルした達成感も生まれるはずです。

最後に

ホームページのリニューアルには何年ごとにという明確な期間があるわけではありません。管理者の考え方や予算によって実行していくのがいいでしょう。
しかし、ホームページは自分ではなく「ユーザーがどう感じるか」が何よりも重要な要素です。自社の社員や上司がどう感じるかというよりも、取引先や仕入先、ユーザーが見たときにどう思うかということに主眼を置いて検討していくべきです。

洗練されたホームページデザインや使いやすいデザインは、ユーザーの好感度も高くなります。
この機会にぜひ、リニューアルをご検討ください。

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