2018年06月18日

パソコンを超えた!スマートフォンの普及率

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外出先や通勤時、周りを見渡すとスマホを操作している人を多く見ます。

インスタグラムで撮った写真を発信したりLINEで連絡を取り合ったり、ショッピングも今ではスマホを利用するという人が多いのではないでしょうか。

ここ数年で飛躍的に普及が進んだスマホですが、ついにスマホの保有率・使用率がパソコンを上回ったのです。

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スマホ普及率がパソコンを超える

2018年に総務省が発表した「通信利用動向調査」によると、個人がインターネットを利用する際に使う機器の割合は、スマホ(54.2%)がパソコン(48.7%)を初めて上回りました。

また、スマホを保有する世帯の割合も75.1%と、パソコン(72.5%)を初めて上回り、スマホの重要性が高まってきています。
もはや、スマホは生活の一部になっているのです。

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(出典)総務省「平成29年通信利用動向調査の結果」(http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin02_02000125.html

スマホサイトが検索の基準に

スマホの普及に伴い、Googleから2018年3月27日より「モバイルファーストインデックス(Mobile First Index)」を本格的に開始するとの発表がありました。

「MFI」とは、パソコンではなくスマホでの検索を優先させるという施策です。

今まで:スマホから検索していても、パソコン向けホームページの評価基準を検索結果に利用

これから:パソコンからの検索も含めて、スマホ向けページの評価基準を検索結果に利用

どんなキーワードで検索されたときにどのページを表示するのか、検索順位をどのように位置づけるのかの判断もスマホサイトをもとにおこなわれます。

そのため、スマホ未対応であると、検索の上位を狙うことは難しくなってきます。

検索上位に表示されるサイトは多くのユーザーの目に留まることもあり、会社の宣伝や集客に期待できることでしょう。

Googleからの検索による集客を増やすためにも、パソコンでもスマホでも見やすいサイトにすることが重要です。

スマホ未対応のデメリット

モバイルファーストインデックスが開始すると、スマホ未対応のサイトが検索結果から消えてしまうのか?というと、そうではありません。

今までどおり、パソコンサイトを表示することになります。

しかし、パソコンサイトのみの場合はパソコンで見るのと同じ画面を、スマホの画面サイズに縮小して表示するため、デメリットが出てきます。

1.文字や画像が小さくて見づらい

スマホ未対応のサイトはパソコンで見ることを前提に作られているため、画面の小さいスマホでは画像や文字などすべてが小さく見づらくなります。
そのため、文字を大きくするために拡大をしたりスクロールをしたりと手間がかかります。 また、「リンクが小さくて押しづらい」「メニューを押しているのに開かない」といった操作のしにくさがユーザーにストレスを感じさせます。

2.重くて表示速度が遅い

パソコンとスマホでは性能や通信速度が違うため、容量が大きいパソコンサイトをスマホで見ようとすると読み込むのにとても時間がかかります。
表示時間がかかるとユーザーはストレスを感じてしまい、長く待たされたユーザーは離れる可能性がとても高くなります。いくら良い情報を発信していても見てもらえないのであればサイトを作った意味がありません。

このように、色々な弊害が生まれてきます。

折角、お客様のための良いコンテンツを発信していても、お客様が「見にくい・操作しにくい」と感じれば、そのページからすぐに離れてしまいます。

このように、ユーザー目線から考えても、スマホからもストレス無く見ることができるサイトに整備しておく必要はあります。

おわりに

パソコンサイトがあるから大丈夫、検索エンジンの結果なんか気にしないという方でも、スマホで閲覧するお客様のことを考えるのであれば、スマホの操作のしやすさは意識することが必要です。

これからサイト制作をしていくという方はもちろん、パソコンサイトしか持っていないという方でも、レン太君にお任せいただければターゲット層に合わせた最適なサイト構成をご提案いたします。

後回しにしがちなスマホサイトですが、ぜひ早めに対策を立てて実行に移しましょう。

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